2011-01-17

Sting @ 日本武道館 on 2011/01/17

Venue:
日本武道館
Musicians:
Sting

*****

どうしようかな~と直前まで迷っていたスティングのコンサートだったのですが、土曜日にJ-Waveでスティングの歌声を聞いて、チケットぴあに走りました。迷ったのですが、武道館なので、一番安い席でも良いかな~と西側の二階席



当日は定時に会社を飛び出し、九段下へ。
かなりの数のダフ屋さんがいましたね

Photomemoかなり久しぶりの武道館284145

私は2階西の上から数列という席だったのですが、係員がその下の一角 (多分A席のあまり) に誘導してくれました。

7時ちょっとに暗転して、いよいよ東京ニューシティ管弦楽団が演奏を始めました

1. If I Ever Lose My Faith In You

あら、やっぱりオーケストラにしては、武道館は高さがありすぎるかな~と思えた一曲目。
他のコンサートのようにスピーカーを積み上げているわけでもありませんでしたから。
でも二曲目からはそんな部分も気にならないくらい、演奏のすばらしさに引き込まれました。
オーケストラは指揮者で決まるというのが、私の持論。
今回のスティーヴン・マーキュリオ氏は大当たりだったようです。
彼は踊るような指揮でした

2. Every Little Thing She Does Is Magic

楽団員も、部分的に踊りの振りを合わせたり、各自でリズムを取っていたりという様子が上から見えました。

3. Englishman In New York

"Be yourself"と歌うスティング。"No matter what they say"と歌い返す観客。
かなり良いステージングでしたね。
仕事で迷っている私にはかなりこたえる歌詞でもあったのですが・・・
だから

4. Roxanne

は、もう涙で聞きました。歌詞がどうの、思い出がどうの、ではないのです。
この曲を聴いて、「シンフォニシティ」も買ったのです。名曲です。

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しかし、Englishman In New Yorkでクラリネット担当者をきちんとアナウンスしたり、曲が終わると優雅なお辞儀。スティングは、きちんとした Gentlemanなんですよね

5. Straight to My Heart
6. When We Dance

スティングは細く、足が長いな、と実感したステージ

7. Russians
8. I Hung My Head
9. Shape of My Heart
10. Why Should I Cry for You?
11. Whenever I Say Your Name
12. Fields of Gold
13. Next to You

ここでいったん終了

Photomemoこれから20分の休憩 スティング+オーケストラ かなり良い(^_^)v284166

一階の関係者席がかなりあいていて、もったいないな~と思っていたのですが、ぼちぼちと埋まってきたようです。こんな素晴らしいコンサートよりも大事な用事って何? なんて思えるくらい、満足な前半でした。

14. A Thousand Years
15. This Cowboy Song
16. Tomorrow We'll See

さて、ここで、黒いロングコートを着用。裏地が赤で、日本語で「吸血鬼」というお茶目なスティング。外には輝く月。本当にぴったりのシチュエーション

17. Moon Over Bourbon Street
18.The End of the Game
19. You Will Be My Ain True Love
20. All Would Envy
21. Mad About You
22. King of Pain
23. Every Breath You Take

やはりこの曲で終了ですか。でももちろんアンコールです

24. Desert Rose

25. She's Too Good for Me
26. Fragile

「もう1回?」と言いながら、最後はなんとアカペラ!
朗々とスティングの声が武道館に響きます

27. I Was Brought To My Senses

いやー、客電がついた時、ため息が出ましたね。もっともっと聞いていたかったもの。

Photomemoアカペラで終了!イヤースティングはたぐいまれなシンガーだわ284185

みんな、こんなポスターとか正面看板の写真を撮っていましたね。

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さて、以下、余談。
Best Hit U.S.A. に出た時に、生まれ変わったらもっとうまい歌手になりたいとコメントしたスティング。シンプリーレッドの時にも痛感したのですが、類まれなヴォーカルを聞くのは人生の喜び。でもその分、そうでない歌を聴くことに我慢ができなくなる。

「また君に恋している」という曲があります。ビリーバンバンの歌は枯れたおじさんの歌。
坂本冬美さんが歌うと艶っぽくて恋がしたくなる。
それこそ歌手の器量というものなのでしょうね。

スティングの歌を聞くと、ニューヨークやイギリスに行きたくなります。いざなう声です。